私たちは、地域の人々・利用者とご家族の幸せを願い 保健・医療・福祉の総合力を発揮して 健康生活のベストパートナーとなることを目指します。
みゆきの里は、熊本市中心地より南へ車で約15分、秋には黄金の稲穂に輝き、水と緑が豊かで、空気の清らかな田園地帯に位置し、極めて人情味豊かな土地柄であります。 このような恵まれた環境の中の"元気老人づくり"の拠点として、保健・医療・福祉の有機的な連携と機能の充実を図ることで、"健康長寿のまちづくり"を目指しています。
医療法人博光会 理事長・富島三貴
新しい年を迎えました。2010年も、御幸病院をはじめみゆきの里をどうぞ宜しくお願いいたします。
昨年は大きな変化がありました。政権交代による、日本の政治の転換です。新与党のマニフェストには統合医療の推進はじめ療養病床削減計画の凍結、介護施設の充実、処遇改善など、私達にとっても今後の動向を期待する事項が謳われています。しかし、新政権誕生から3カ月余りを経る間に、漢方薬を保健適応から除外する動きを見せるなど、統合医療の推進とはかけ離れた政策が見られました。幸い、この漢方薬の保健適応除外は反対の声も大きく、長妻厚生労働相からも「適応除外は困難」との発言もあり、ひとまず即実現という事態にはなっていないようです。
また、この漢方薬保健適応除外の動きに際し、御幸病院で鍼灸診療室を担当する長尾名誉院長の呼びかけのもと、みゆきの里の全施設を挙げて、反対のための署名活動に参加いたしました。全国でもこの署名運動は短期間で100万人に届こうかという数を集めました。このわずかな期間で、これだけの数の署名が集まるということは、ひろく国民が漢方薬を必要としており、さらには統合医療のより一層の推進に期待している事の表れだと思います。御幸病院もこの期待に応えるべく、今年度も統合医療の更なる実践に取り組んでまいりたいと思います。今後も、この政権の医療・福祉行政を注意深く見守っていきたいと思います。
そして昨年7月、御幸病院は回復期リハビリテーション病棟を85床に増床いたしました。計画から病棟転換にあたっては、全員一丸となって取り組み、なんとか軌道に乗せることができました。これもひとえに患者さま、ご家族さまをはじめ地域の皆様のご理解とご協力、そして連携先医療機関の信頼あってのことと、深く感謝しております。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
さて、2010年の御幸病院とみゆきの里ですが、まず今年3月にグループホーム「ほがらか」が開設いたします。小規模多機能ハウス「ほがらか」とともに、御幸病院を始めとした他の施設と連携を取りながら、みゆきの里の在宅療養に対しての機能を強めてくれるものと思います。
また、従来通り治療・介護と同時に予防へも取組みを強化しており、ウェルネススクエアー和楽と連携した特定健診と特定保健指導、その後のトレーニングコースや田園キッチンの自然食の利用等を通じて、皆様の健康づくりと疾病予防に貢献してまいります。
冒頭に申し上げたように、統合医療の実践も着々と進めており、クオリティ オブ ライフ(QOL)の向上に引き続き努めてまいります。
医療・介護を取り巻く状況は年々変化していますが、みゆきの里は今後も変わらず、地域の皆様の健康づくりのお手伝いに 日々研究を深め努力してまいりたいと存じます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
平成22年1月4日
御幸病院 院長・吉田健
明けましておめでとうございます。皆様にはそれぞれのよい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
年初の挨拶には毎回、昨年を一文字で表す漢字のお話をしております。2009年を一文字で表す漢字、その応募第1位は「新」だったそうです。これは「新」民主党政権、「新」型インフルエンザ、「新」制度発足、「新」記録など、様々な新しいものや事柄が生まれた年だったからではないかと言われています。
御幸病院も、昨年は新しい体制へと生まれ変わりました。まず2月には、一昨年の11月に審査を受けました、病院機能評価の更新認定を正式に頂きました。評価項目が新しいバージョンとなり、合格が難しくなったにも関わらず認定を頂けたのは、御幸病院の医療の質が評価されたということだと思います。
また4月には、北3病棟を介護療養病棟から医療療養病棟へ、さらに7月には回復期リハビリテーション病棟へと転換いたしました。これにより、御幸病院の回復期リハビリテーション病棟は2病棟、計85床に増えました。
これだけの規模の回復期リハビリテーション病棟を抱えながら、昨年一年間を何とか運営してくることが出来ましたのは、病院スタッフ全員の頑張りも当然のことながら、何より連携医療機関のご信頼と、地域の皆様方の変わらぬご理解とご協力なくしては適わなかったと思います。本当にありがとうございました。
さて、2010年の御幸病院ですが、これまで以上に外来の機能を強化すること、統合医療を推進すること、そして他施設との連携を強め、在宅ケアや疾病予防、健康増進などにおいて、地域の皆様に貢献していくことなどに力を入れて取り組んでまいります。
また、この3月には社会福祉法人健成会の新しい施設、グループホーム「ほがらか」が開設いたします。御幸病院からの退院先の一つとして、今後協力・連携していく予定です。
最後に、新しい政権になって3カ月が過ぎましたが、医療・福祉行政が今後どうなるのか、いま一つ先行きが不透明な感が拭えません。しかし、御幸病院はこれまでと変わらず、今後も地域の皆様に頼りにしていただける医療機関をめざして、引き続き研鑽してゆきたいと存じます。
本年も宜しくお願いいたします。
平成22年1月4日
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